一石を投じます。
一石を投じます。
2012.12.8
まず初めに
トンネル内緊急点検を鑑み、消費者事故調は、エコキュートを調査対象として選定した事実・理由を速やかに公表し、エコキュートの孕む危険性に警鐘を鳴らす必要があるのではないかと考えます。 情報の透明性を確保し速やかに現状を公表することの方が、情報を一切公表しない現在の状況と比較して、明らかに消費者の安全を確保する為になり、延いては原因関係者等の正当な利益を害さない(正当な利益を確保する)のではないでしょうか。
トンネル天井板崩落事故で被害に遭われた皆様方に、心からお悔やみ申し上げます。
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2012.11.7
消費者事故調・「エコキュート低周波音による健康被害」申請人からの説明
「エコキュート低周波音による健康被害」の被害者は生きてます。ですから、本人が消費者事故調へ申請を出しました。然るに、エコキュート事故に関しては何故か公表されていません。今まで新聞・テレビ報道等にもあったように全国各地・現在進行形で低周波音による健康被害・苦情が多発・継続しているのにも関わらずです。まるで「いじめ問題の隠蔽体質」のようです。
この日常に潜む危険性を公表できない大きな理由・意図があるのでしょうか。
低周波音は「微量な放射能の内部被曝」と同じで健康に直ちに影響は無く、すぐに命を落とすほどではないから、とでも言うのでしょうか。確かに最近の政府の答弁書では「低周波音の領域では、人間に対する生理的な影響は現時点では明らかとはなっていない」「低周波音による影響について、今後とも最新の科学事故知見の収集に努めたい」となっています。 さらに、環境省は「低周波音と健康影響の因果関係を推論するために疫学研究を実施することは概して困難である」と発表しています。過去40年間ほぼ同じ内容の繰り返しです。こうしている間に密かにじっくりと確実に被害は起き、置き去りにされ、対策はますます遅れてゆきます。
それとも、「原発安全神話」さながら、業界や政策寄りの判断でしょうか。確かにエコキュートは国等の補助金が出ています、群馬県にもあります。さらに、環境省の作成した不完全な『参照値』をできる限り守りたいのでしょうか、 「耐震偽装疑惑」のように。
消費者事故調は、身近な暮らしの中で起こる事故等・すき間事案等の再発・拡大防止の為にこそあるはず、それならば本件エコキュート問題に関しては「消費者事故調の調査対象として選定した事実・理由を公表するべきではないか」、「透明性を確保し全て公表することの方が、明らかに消費者の安全を確保する為になり、延いては原因関係者等の正当な利益を害さないのではないか」私はこのように強く思います。
この日常に潜む危険性を公表できない大きな理由・意図・不作為の作為があるのだろうか。
こんな閉塞感に一石を投じます。
最後になりましたが、同じく消費者安全調査委員会(消費者事故調)の調査対象に選定されたエレベータ事故・エスカレータ事故・ガス湯沸かし器事故で被害に遭われた皆様方に、心からお悔やみ申し上げます。
エコキュート健康被害・消費者事故調・申請人
清水靖弘
時系列順に関連資料
1.この記事を見て、消費者庁に問い合わせ、書類の提出をしました。
<20121001 消費者事故調今日発足.pdf>
https://docs.google.com/file/d/0B4ZNZzqWw8S4czNrSU5Md0dFdm8/edit
2,私達が提出した書類が、下記です。(追加資料等300枚くらい提出してますが・・・、省略します)
<20121002 事故等原因調査等の申出書類.pdf>
https://docs.google.com/file/d/0B4ZNZzqWw8S4ZTRsdDgzTUlETjg/edit
3,下記の記事での最後の一文「正式な申し立ても1件あった」が、「上記の申し出書類」のことです。
<20121004 消費者事故調の委員長に~(1件あった).pdf>
https://docs.google.com/file/d/0B4ZNZzqWw8S4S2F2LUxpUU5yTUE/edit
4.シンドラー社事故の下記記事は、消費者事故調・正式発表(11月7日)の前日に出ています。
<20121106 消費者事故シンドラー.pdf>
https://docs.google.com/file/d/0B4ZNZzqWw8S4LVY0VGJyamFwWEk/edit
5.下記が、消費者事故調の正式発表です。
「調査の第1陣に決まったのは5件」とありますが、エコキュートの件の報道発表はありません。
<20121107 朝日・消費者事故調・第1陣5件re.pdf>
https://docs.google.com/file/d/0B4ZNZzqWw8S4Z25TdFdwczhibnM/edit
6,同じく、朝日デジタルです。
<20121107 朝日新聞デジタル:消費者事故調、エレベーター事故調査へ 第1陣に5件.pdf>
https://docs.google.com/file/d/0B4ZNZzqWw8S4VDJISFhoR2stYkk/edit
7,同日(11月7日)に我が家に消費者事故調から電話があった内容は、下記の通り
エコキュート低周波音被害の件、
消費者安全調委員会(事故調)で検討したところ受け付けられました、という電話が(本日・11月7日)来ました。
文章が来るまで1ヶ月、調査に入るには更に何ヶ月か先とのことらしく、時間が掛かります。
目的は、再発防止のためであり、原因究明、交渉など解決の結果は期待できません、とのことです。
事故調にて5件受け付けたと報道があり、エレベーターとパロマの湯沸かし器は、名前を出しましたが、
エコキュートは、いろいろ影響があり、出していません、ご了承下さい、とのことです。
8.日経での関連記事がこれ
『残る2件については「調査に支障が出る恐れがある」として明らかにしなかった。』と記載されています。
<20121109 日経デジタル06年シンドラー事故など5件調査対象 消費者事故調 :日本経済新聞.pdf>
https://docs.google.com/file/d/0B4ZNZzqWw8S4bkpUbGhtanNiSHM/edit
低周波音健康被害の存在を更に真っ正面からいち早く広く伝えて欲しい、
消費者事故調が『残る2件については「調査に支障が出る恐れがある」として明らかにしなかった。』と言っているのは何故か、